起立性調節障害について
人間は、立ち上がる時に平衡感覚が重要になります。
この平衡感覚が優れていれば、立ち上がったときまっすぐの姿勢を保つことができます。
大抵の人は、平衡感覚がしっかりしているため問題なく立ち上がることができるでしょう。
しかし、人によっては立ち上がった瞬間ふらつきしっかりと立つことができず尻餅をついてしまう人や、そのままふさぎ込む人もいます。
このような人は、貧血等でない限り、起立性調節障害の可能性も否定できないでしょう。
起立性調節障害の原因
起立性調節障害の原因を見ていくと、精神的な部分にあるとされています。
例えば、精神的に不安定な状態が続くと、平衡感覚がずれてしまい結果的にこの病気になりやすいです。
また、何らかの理由でストレスが溜まってしまうと、この状態に陥るケースがあります。
もちろんストレスを蓄積させたからといって必ずこの病気になるわけではありませんが、あくまで病気になる可能性があると言うことです。
起立性調整障害の症状は、立ち上がることが難しくめまいのような状態になります。
例えば、朝起きようとした時立ち上がることができずそのまましばらく布団の中から出ることができなかったようなことが考えられます。
特に痛み等はありませんが行動するときに不安定な状態になりやすいです。
見過ごさないで!
小学生から中学生の思春期のこどもに多く、朝なかなか起きれないことから不登校につながることもあり、実際に不登校の半数以上は起立性調節障害に悩まされていると言われています。
大人と同じように子供にも肩こり・腰痛・頭痛・自律神経症状があります。実は多くのお子様が経験し、『子供には起こらない』と見過ごしているケースが多いです。
当院では自律神経を整えるための治療も行っています。
少しでも気になる症状があればお気軽にご相談ください。